産業保健スタッフとの連携誤り発見
産業医の選任・職務に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.常時1000人以上の労働者を使用する事業場、または有害業務に常時500人以上を従事させる事業場では、専属の産業医を選任しなければならない。
✓ この記述は正しい。労働安全衛生法施行令第5条により、1000人以上または有害業務500人以上の事業場では専属産業医の選任が義務付けられている。
B.産業医は、少なくとも毎月1回(一定条件を満たす場合は2か月に1回)作業場等を巡視し、作業方法または衛生状態に有害のおそれがあるときは、直ちに必要な措置を講じなければならない。
✓ この記述は正しい。産業医の巡視義務は労働安全衛生規則第15条に規定されており、条件を満たせば2か月に1回とすることも認められている。
C.産業医が事業者から労働者の健康管理に関する勧告を受けた場合、その内容を衛生委員会または安全衛生委員会に報告する義務はない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは2019年の法改正により、産業医が行った勧告の内容は衛生委員会または安全衛生委員会への報告が義務付けられている。
D.産業医は、労働者の健康障害を防止するため必要があると認めるときは、事業者に対して労働者の健康管理等について必要な勧告を行うことができる。
✓ この記述は正しい。産業医の勧告権は労働安全衛生法第13条第5項に明記されており、事業者はその勧告を尊重しなければならない。