相談・受診行動応用問題

「受診したいが、精神科・心療内科に行くことへのスティグマ(偏見・恥)が気になる」と感じている従業員がいる。このような心理的障壁が生じた場合の対応として、最も適切なものはどれか。

A.受診を無理に勧めず、スティグマがなくなるまで本人が自然に決意するのを待ち続ける
✗ 待ち続けるだけでは症状が悪化するリスクがあり、早期対応の観点から不適切です。
B.精神科・心療内科への受診は特別なことではなく、内科や外科と同様に体の不調に対して専門家の助けを求める行動であると理解を促す← 正解
✓ 正解です。精神科・心療内科受診を他科受診と同様に捉えるよう正しい知識を伝えることが、障壁解消につながります。
C.本人が恥ずかしさを感じないよう、受診の事実を完全に隠すための工作を職場全体で行う
✗ 隠蔽工作は職場全体の信頼関係を損ない、本質的な解決になりません。
D.スティグマは個人の性格の問題であるため、本人の意識改革だけで解決できると伝える
✗ スティグマは社会的・文化的背景に根ざした問題であり、個人の意識改革だけで解決するとは言えません。

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅲ種(セルフケアコース) の問題一覧