一般知識応用問題

国際連合の安全保障理事会において、ある常任理事国が拒否権を行使した場合、その決議案はどうなるか。正しいものはどれか。

A.拒否権が行使されても、残りの常任理事国全員が賛成すれば決議は成立する。
✗ 常任理事国は5か国(米・英・仏・露・中)あり、1か国でも拒否権を行使すれば決議は成立しません。
B.拒否権が行使された決議案は否決となり、その決議は成立しない。← 正解
✓ 正解です。安全保障理事会の実質事項については、常任理事国1か国でも拒否権を行使すれば決議案は否決されます。
C.拒否権が行使された場合、国連総会に自動的に付託され、総会の多数決で決議の成否が決まる。
✗ 拒否権行使後に国連総会へ自動付託される制度は存在しません。「平和のための結集」決議は別の手続きです。
D.拒否権は安全保障理事会の手続き事項には適用されず、実質事項についてのみ行使できないという例外がある。
✗ 選択肢の説明が逆です。拒否権(大国一致の原則)は手続き事項には適用されず、実質事項(本案)に適用されます。