産業保健スタッフとの連携比較問題
「衛生委員会」と「安全衛生委員会」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
A.衛生委員会は常時50名以上の事業場に設置義務があり、安全衛生委員会は常時100名以上の事業場で安全委員会と衛生委員会を統合したものである。
✗ 衛生委員会の設置義務は常時50名以上の事業場に生じる点は正しいが、安全衛生委員会の設置要件は「100名以上」ではなく、安全委員会の設置義務がある業種・規模の事業場で両委員会を統合できるものであり、説明が不正確である。
B.衛生委員会は健康診断やメンタルヘルスなど衛生面の調査審議を行い、安全衛生委員会は安全委員会の設置義務のある業種において両委員会を統合して設置できるものである。← 正解
✓ 正解です。衛生委員会は衛生に係る事項を調査審議し、安全衛生委員会は安全委員会の設置義務がある業種において両委員会を統合して設置することができる(労働安全衛生法第19条)。
C.衛生委員会は産業医が議長を務めることが義務付けられており、安全衛生委員会は事業者が直接議長を務めなければならない。
✗ 衛生委員会の議長は産業医ではなく、総括安全衛生管理者または事業の実施を統括管理する者が務める。産業医は委員として参加する。
D.衛生委員会は月1回以上の開催義務があるが、安全衛生委員会は2か月に1回以上の開催が義務付けられている。
✗ 衛生委員会・安全衛生委員会ともに月1回以上の開催が義務付けられている。2か月に1回以上という規定は存在しない。