保税制度・AEO制度応用問題
特定輸出者の承認を受けた者(AEO輸出者)が輸出申告を行った後、当該貨物について法令違反が判明した場合、通常の輸出者と比べてどのような扱いの違いがあるか。
A.AEO輸出者は特別な扱いはなく、通常の輸出者と同様に処理される
✗ AEO輸出者は承認に基づく優遇を受けているため、法令違反が判明した場合には承認の停止・取消しという特有の措置が適用されます。
B.AEO輸出者は承認が即時取り消されるが、当該輸出の手続きは継続できる
✗ 承認取消しの場合、以後の簡易手続きの適用も受けられなくなるため、手続き継続の優遇は失われます。
C.AEO輸出者の承認は停止または取り消しとなる場合があり、以後の簡易手続きの適用が受けられなくなる← 正解
✓ 正解です。関税法89条等により、AEO輸出者に法令違反が判明した場合、承認の停止または取消しとなる場合があり、簡易手続き等の優遇が失われます。
D.AEO輸出者は違反があっても承認に影響はなく、罰則のみが適用される
✗ AEO制度は信頼性を前提とした制度であり、違反が判明した場合には承認への影響が生じます。
「保税制度・AEO制度」の他の問題
保税蔵置場に外国貨物を蔵置中に、その貨物が災害により滅失した場合、保税蔵置場の許可を受けた者(許可者)はどのような義務を…総合保税地域において、外国貨物を使用して製造した製品を国内に引き取る場合、関税はいつの時点の法令を適用して課税されるか。保税工場の許可を受けた者が、その保税工場において外国貨物と内国貨物を混じて使用し製造した製品を輸入しようとする場合、関税…保税地域に搬入された外国貨物について、蔵置期間が経過した場合、税関長はどのような措置をとることができるか。認定通関業者(AEO通関業者)の認定が取り消された場合、当該業者が進行中の輸入申告手続きはどうなるか。「保税地域」とはどのような場所か、最も適切なものを選びなさい。