法規(電気事業法)応用問題
受電電圧6600Vの自家用電気工作物の設置者が、電気設備の技術基準(省令)に適合していない状態が発見された場合、電気事業法上、経済産業大臣が設置者に対して行える措置として最も適切なものはどれか。
A.経済産業大臣は技術基準違反を発見しても、設置者への勧告にとどまり、強制的な措置を取ることはできない。
✗ 電気事業法では勧告にとどまらず、技術基準適合命令などの強制的措置が規定されています。
B.経済産業大臣は設置者に対して技術基準への適合を命じることができ、命令に従わない場合は電気工作物の修理・改造・移転・使用停止等を命じることができる。← 正解
✓ 正解です。電気事業法第40条に基づき、技術基準不適合の場合は適合命令を発し、従わない場合は修理・改造・使用停止等を命じることができます。
C.技術基準への不適合が発見された場合、設置者は直ちに電気工作物の全運転を停止しなければならない。
✗ 直ちに全運転停止を義務付ける規定はなく、まず命令・改善指示が行われます。
D.技術基準違反は電気主任技術者の責任であるため、経済産業大臣は設置者ではなく電気主任技術者に対して命令を発する。
✗ 命令は設置者(事業者)に対して発せられるものであり、電気主任技術者個人が主な対象ではありません。