労働衛生(有害業務以外)応用問題

事業場において、ある労働者が過重労働(月の時間外労働が100時間超)を続けた場合に生じやすい健康影響として、最も適切なものはどれか。

A.眼精疲労および近視の悪化のみが生じる
✗ 眼精疲労は生じうるものの、過重労働による主要な健康リスクは循環器疾患や精神疾患であり、これのみに限定されません。
B.脳・心臓疾患(脳卒中・心筋梗塞等)のリスクが著しく高まる← 正解
✓ 正解です。月100時間超の時間外労働は脳・心臓疾患の発症リスクを著しく高めるとされており、労災認定基準にも関係します。
C.腰痛症のリスクは上昇するが、循環器系への影響はほとんどない
✗ 腰痛リスクも上昇しますが、過重労働は循環器系にも大きな影響を及ぼします。循環器への影響が小さいとする記述は誤りです。
D.精神的ストレスは増加するが、身体的疾患への影響は小さい
✗ 精神的ストレスのみならず、身体的にも高血圧・動脈硬化促進など重篤な疾患リスクが高まります。