担保・保証応用

連帯保証人Jさんが保証債務の時効期間内に主債務者Kさんとの間で個別に債務免除の合意を行った場合、Jさんは債権者に対する保証債務からは解放されますか。

A.主債務者との個別合意でも、保証人の保証債務は消滅しない
✗ 誤りです。保証人は個別に債務免除を受けることが可能です。主債務者との免除合意が直ちに保証人に効力を及ぼさないということではありません。
B.連帯保証人であるため、個別合意によって直ちに保証債務も免除される
✗ 誤りです。連帯保証人であっても、主債務者との間の合意が直接その保証債務を免除するわけではありません。保証人は相手方と別途合意する必要があります。
C.保証人の個別合意は主債務の免除とならず、保証人個人の債務免除となるにとどまる← 正解
✓ 正解です。保証人がその保証人としての地位で主債務者と合意した免除は、保証人個人の保証債務免除に限定され、主債務その物の消滅とはなりません。
D.主債務者との免除合意から3か月経過すれば、保証人の保証債務も失効する
✗ 誤りです。保証人の個別合意に関して経過期間による効力変動はありません。合意内容に基づいて直ちに効力が生じます。

この問題のポイント

保証人がその保証人としての地位で主債務者と合意した免除は、保証人個人の保証債務免除に限定され、主債務その物の消滅とはなりません。

銀行業務検定 法務3級 の問題一覧