民法誤り発見
民法上の「抵当権」に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.抵当権は、債務者または第三者が占有を移転しないで担保に供した不動産について設定することができる。
✓ この記述は正しい。民法369条1項により、抵当権は占有を移転せずに不動産を担保に供するものである。
B.抵当権者は、抵当不動産の競売を申し立て、その売却代金から優先的に弁済を受けることができる。
✓ この記述は正しい。抵当権者は競売を申し立て、売却代金から優先弁済を受ける権利を有する。
C.抵当権の効力は、抵当不動産に付加して一体となった物には及ぶが、抵当不動産の果実には及ばない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは抵当権の効力は抵当不動産の果実にも及ぶ場合がある(民法371条、債務不履行後は果実にも及ぶ)。
D.根抵当権は、一定の範囲に属する不特定の債権を極度額の限度において担保するために設定される。
✓ この記述は正しい。民法398条の2により、根抵当権は極度額の限度で不特定債権を担保する。