民法誤り発見

民法上の「契約の成立」に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.契約は、申込みと承諾の意思表示が合致することによって成立する。
✓ この記述は正しい。民法522条1項により、契約は申込みと承諾の意思表示の合致によって成立する。
B.申込者が承諾の期間を定めて申込みをした場合、申込者はその期間内は申込みを撤回することができない。
✓ この記述は正しい。民法523条1項により、承諾期間を定めた申込みはその期間内は撤回できない。
C.隔地者間の契約は、承諾の通知が申込者に到達した時に成立する。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは隔地者間の契約は承諾の通知を発した時(発信時)ではなく、到達した時に成立する(民法526条)。なお現行法では到達主義が原則。
D.懸賞広告は、広告者が定めた行為を完了した者に対して報酬を与える旨の意思表示であり、契約ではなく単独行為である。
✓ この記述は正しい。懸賞広告は民法529条に規定され、単独行為として一定の行為を完了した者に報酬支払義務が生じる。