憲法誤り発見

日本国憲法における「司法権の独立」に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.裁判官は、その良心に従い独立して職権を行使し、憲法および法律にのみ拘束される。
✓ この記述は正しい。憲法76条3項は、裁判官がその良心に従い独立して職権を行使し、憲法および法律にのみ拘束される旨を明示している。
B.最高裁判所の裁判官は、その任命後初めて行われる衆議院議員総選挙の際に国民審査に付され、以後10年ごとに審査が行われる。
✓ この記述は正しい。憲法79条2項・3項により、最高裁判所裁判官は任命後最初の衆議院総選挙で国民審査を受け、その後10年ごとに審査が繰り返される。
C.下級裁判所の裁判官は、最高裁判所の指名した者の名簿によって内閣が任命し、任期は10年で再任されることができる。
✓ この記述は正しい。憲法80条1項により、下級裁判所裁判官は最高裁の指名名簿に基づき内閣が任命し、任期10年・再任可とされる。
D.裁判官は、心身の故障や公の弾劾による場合のほか、最高裁判所が裁判官としての職に必要な適性を欠くと判断した場合にも罷免されることがある。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは憲法78条が定める裁判官の罷免事由は「心身の故障」と「公の弾劾」に限られており、最高裁判所が単独で裁判官を罷免する権限は憲法上認められていない。