財務・会計比較
減価償却費と貸倒引当金繰入額の違いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
A.減価償却費は固定資産の価値減少を費用計上するものであり、実際の現金支出を伴う費用である。
✗ 減価償却費は現金支出を伴わない費用(非現金費用)です。資産取得時に支出済みであり、期中の現金流出はありません。
B.貸倒引当金繰入額は将来の貸倒れに備えて費用を見積計上するものであり、実際の現金支出を伴わない費用である。← 正解
✓ 正解です。貸倒引当金繰入額は将来の損失見積りによる引当計上であり、実際の現金支出を伴わない費用です。
C.減価償却費は損益計算書に計上されるが、貸倒引当金繰入額は損益計算書には計上されない。
✗ 貸倒引当金繰入額も損益計算書の費用として計上されます。販売費及び一般管理費または営業外費用に含まれます。
D.減価償却費も貸倒引当金繰入額も実際の現金支出を伴う費用であるため、キャッシュ・フロー計算書では調整不要である。
✗ 減価償却費・貸倒引当金繰入額はともに非現金費用であり、間接法のキャッシュ・フロー計算書では調整項目となります。
この問題のポイント
貸倒引当金繰入額は将来の損失見積りによる引当計上であり、実際の現金支出を伴わない費用です。