管理・改善の方法応用問題
これまで管理図を使用していなかった工程に統計的工程管理(SPC)を導入した直後、管理図上に複数の点が管理限界線を超えた場合、最初に取るべき行動として最も適切なものはどれか?
A.工程改善を緊急に実施し、管理限界線内に全て収まるまで調整を続ける
✗ 闇雲に工程を調整するのではなく、まずは原因を特定することが重要です。不適切な調整は工程を悪化させる可能性があります。
B.管理限界線を広げて、管理外判定を減らすよう設定を変更する
✗ 管理限界線を広げることは、管理図の目的を失わせます。限界線は工程能力に基づいて設定されるべきであり、恣意的な変更は禁物です。
C.管理外の点が発生した原因(特別な原因)を調査・特定し、その原因を除去または制御する← 正解
✓ 正解です。管理外判定は特別な原因が存在することを示唆しています。その原因を調査・特定し、除去または恒久的に制御することが、SPC導入の目的です。
D.初期段階では判定基準が不安定なため、3か月間のデータ蓄積後に改善を検討する
✗ 原因は即座に調査すべきです。時間をかけることで、その原因による不良品の発生が続く可能性があります。