区分所有法・民法(共用部分)応用問題

区分所有建物において、区分所有者Aが自己の専有部分を第三者Bに譲渡した場合、Aが有していた共用部分の共有持分はどうなるか。

A.Aは専有部分を譲渡した後も、共用部分の共有持分を引き続き保有する。
✗ 共用部分の共有持分は専有部分と分離して処分することができないため、専有部分を譲渡すれば共有持分も移転します。
B.共用部分の共有持分は、専有部分の譲渡に伴い当然にBに移転する。← 正解
✓ 正解です。区分所有法第15条により、共用部分の共有持分は専有部分の処分に従い、当然にBへ移転します。
C.共用部分の共有持分をBに移転するには、区分所有者全員の同意が必要である。
✗ 共有持分の移転に区分所有者全員の同意は不要で、専有部分の譲渡と同時に自動的に移転します。
D.共用部分の共有持分は、管理組合に帰属することになる。
✗ 共用部分の共有持分が管理組合に帰属するという規定はなく、専有部分の所有者に帰属します。