国際取引法務誤り発見
国際売買契約に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.国連国際物品売買条約(CISG)は、営業所が異なる国に所在する当事者間の物品売買契約に適用される国際条約である。
✓ この記述は正しい。CISGは営業所が異なる締約国に所在する当事者間の物品売買に適用される(CISG第1条)。
B.CISGでは、申込みに対する承諾は、相手方に到達した時点で効力を生じる(到達主義)とされている。
✓ この記述は正しい。CISGでは承諾は到達した時点で効力を生じるとする到達主義を採用している(CISG第18条2項)。
C.CISGは当事者の合意により適用を排除することができないため、日本企業が外国企業と売買契約を締結する際は必ずCISGが適用される。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはCISGは当事者の合意によりその適用全部または一部を排除することができる(CISG第6条)。
D.CISGにおいて、売主の主たる義務は物品の引渡しと所有権の移転であり、買主の主たる義務は代金の支払いと物品の受領である。
✓ この記述は正しい。売主の義務は物品の引渡しと所有権移転、買主の義務は代金支払いと受領がCISGの基本的義務とされている。
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