人のマネジメント応用問題
あるチームに、これまで均質なメンバー構成だったところへ異なる国籍・文化背景を持つメンバーが複数加わった。当初は意思決定の基準や業務の進め方についての摩擦が多発し、チームの生産性が一時的に低下した。インクルージョンの推進によってこの摩擦を乗り越えた場合、中長期的に最も期待できる変化として適切なものはどれか。
A.全員が同一の価値観・行動様式に統一されることで、意思決定のスピードが向上する。
✗ 均質化による効率化はダイバーシティの否定であり、インクルージョン推進の本来の目的とは異なる。
B.多様な視点・発想が組み合わさることで、イノベーションや問題解決の質が向上する。← 正解
✓ 正解です。インクルージョンによって多様性が活かされることで、創造性・問題解決力・イノベーション創出の向上が期待できる。
C.文化的摩擦がなくなることで、チーム内のコミュニケーション量が最小化される。
✗ コミュニケーション量の最小化は目標ではなく、多様性が活かされると対話や協働の質が高まる。
D.外国籍メンバーが日本式の業務慣行に完全適応することで、チームの一体感が生まれる。
✗ 一方的な適応を求めることはインクルージョンではなく同化であり、多様性の価値を損なう。