人のマネジメント応用問題
部下が自律的に行動できるようになり、マネジャーが細かい指示を出さなくなった結果、部下の内発的動機づけが高まった。この状況に最も関連する理論として適切なものはどれか。
A.デシの自己決定理論:自律性・有能感・関係性の三つの基本的欲求が内発的動機づけを支えるという考え方← 正解
✓ 正解です。デシの自己決定理論では「自律性」への欲求が内発的動機づけの中核であり、自律的行動の促進が動機づけを高めることを説明します。
B.ブルームの期待理論:努力が報酬につながるという期待が行動を動機づけるという考え方
✗ 期待理論は「努力→業績→報酬」の連鎖に対する期待が動機づけを生むという理論で、主に外発的動機づけに関連します。
C.アダムスの公平理論:他者との比較で不公平を感じると動機づけが低下するという考え方
✗ 公平理論は他者との比較から生じる不公平感が動機づけに影響するという理論であり、自律性向上による内発的動機づけの説明には適しません。
D.マグレガーのY理論:人間は本来怠惰であり、管理と統制が必要であるという考え方
✗ マグレガーのY理論は「人間は本来責任を好む」という楽観的仮定ですが、自律性と内発的動機づけの関係を直接説明する理論ではありません。