著作権管理実務定義問題

著作権法において「著作物」の定義として最も適切なものはどれか。

A.文字・音声・映像等の表現形式で記録された情報の総称
✗ 記録された情報の総称は著作物の定義ではなく、創作性や思想・感情の表現という要件を満たさないものは著作物とは認められません。
B.思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸・学術・美術・音楽の範囲に属するもの← 正解
✓ 正解です。著作権法第2条第1項第1号に「著作物」は「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と定義されています。
C.人間が精神的活動によって生み出した有形・無形のすべての成果物
✗ 「精神的活動によって生み出した有形・無形のすべての成果物」は範囲が広すぎ、創作性の要件や文芸・学術・美術・音楽の範囲という限定がありません。
D.著作者が一定の労力と費用を投じて作成したすべての成果物
✗ 労力や費用の投下は著作物性の判断基準ではなく、創作性(著作者の個性の表現)が重要であり、汗の理論は日本著作権法では採用されていません。

知的財産管理技能検定2級 の問題一覧