著作権管理実務定義問題
著作権法において「著作物」の定義として最も適切なものはどれか。
A.文字・音声・映像等の表現形式で記録された情報の総称
✗ 記録された情報の総称は著作物の定義ではなく、創作性や思想・感情の表現という要件を満たさないものは著作物とは認められません。
B.思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸・学術・美術・音楽の範囲に属するもの← 正解
✓ 正解です。著作権法第2条第1項第1号に「著作物」は「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と定義されています。
C.人間が精神的活動によって生み出した有形・無形のすべての成果物
✗ 「精神的活動によって生み出した有形・無形のすべての成果物」は範囲が広すぎ、創作性の要件や文芸・学術・美術・音楽の範囲という限定がありません。
D.著作者が一定の労力と費用を投じて作成したすべての成果物
✗ 労力や費用の投下は著作物性の判断基準ではなく、創作性(著作者の個性の表現)が重要であり、汗の理論は日本著作権法では採用されていません。
「著作権管理実務」の他の問題
映像制作会社Aが従業員Bに命じて制作会社の業務として映像作品を制作させた場合、著作権の帰属はどうなるか。なお、契約等で別…小説家Xが著作権を出版社Yに譲渡した後、Xが死亡した。その後、出版社YがXの小説の内容を大幅に改変して出版しようとした場…フリーカメラマンAが撮影した写真を、雑誌社Bが無断でウェブサイトに掲載した。Aがこの侵害を発見したのは掲載から3年後であ…音楽プロデューサーAが作詞家B・作曲家Cと共同でミュージカルの楽曲を創作した。後日、Aが単独でこの楽曲を第三者Dに許諾し…企業Aが社内研修のために市販の書籍20冊を購入し、内容の要点をまとめた資料を100部複製して全従業員に配布した。この場合…ゲーム会社AがキャラクターデザインをフリーランスデザイナーBに外注し、Bが制作したキャラクターデザインの著作権についての…