著作権管理実務比較問題

著作権法における「公表権」と「同一性保持権」の違いとして、最も適切なものはどれか。

A.公表権は著作財産権に分類され、同一性保持権は著作者人格権に分類される。
✗ 公表権・同一性保持権はいずれも著作者人格権に分類されます。著作者人格権には公表権・氏名表示権・同一性保持権の3つが含まれます。
B.公表権は著作物を公表するか否かを決定する権利であり、同一性保持権は著作物の内容・題号を著作者の意に反して改変されない権利である。← 正解
✓ 正解です。公表権(第18条)は未公表著作物をいつ・どのように公表するかを決定する権利であり、同一性保持権(第20条)は著作物の内容・題号を意に反して改変されない権利です。
C.同一性保持権は著作者の死後に消滅するが、公表権は著作者の死後も半永久的に存続する。
✗ 著作者人格権は一身専属権であり、著作者の死亡とともに消滅しますが、死後も侵害行為に対して遺族等が一定の措置を求めることができます(第116条)。公表権・同一性保持権ともに同様です。
D.公表権と同一性保持権はいずれも譲渡・相続が可能であり、第三者に移転できる権利である。
✗ 著作者人格権(公表権・同一性保持権を含む)は一身専属権であり、譲渡・相続することができません。

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