著作権管理実務誤り発見
私的使用のための複製に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.個人が家庭内で使用するために著作物を複製する場合、著作権者の許諾なく行うことができる。
✓ この記述は正しい。著作権法第30条第1項は、個人的・家庭内使用を目的とする複製を著作権者の許諾なく行えると規定している。
B.家庭内での使用であっても、技術的保護手段(コピーガード等)を回避して複製する行為は私的複製として認められない。
✓ この記述は正しい。技術的保護手段を回避して行う複製は、私的複製の例外として認められない(著作権法第30条第1項第2号)。
C.私的複製は個人使用に限られ、会社の業務のための複製は私的複製にあたらない。
✓ この記述は正しい。私的複製は個人的・家庭内その他これに準ずる限られた範囲内の使用に限られ、業務使用は含まれない。
D.私的複製として認められるためには、複製者自身が機械を操作して複製する必要があり、他人に依頼して行う複製は一切認められない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは「複製機器の貸与を受けて自ら複製する場合」など、一定の要件を満たせば他者の関与があっても私的複製と認められる場合がある(著作権法第30条の解釈)。
「著作権管理実務」の他の問題
映像制作会社Aが従業員Bに命じて制作会社の業務として映像作品を制作させた場合、著作権の帰属はどうなるか。なお、契約等で別…小説家Xが著作権を出版社Yに譲渡した後、Xが死亡した。その後、出版社YがXの小説の内容を大幅に改変して出版しようとした場…フリーカメラマンAが撮影した写真を、雑誌社Bが無断でウェブサイトに掲載した。Aがこの侵害を発見したのは掲載から3年後であ…音楽プロデューサーAが作詞家B・作曲家Cと共同でミュージカルの楽曲を創作した。後日、Aが単独でこの楽曲を第三者Dに許諾し…企業Aが社内研修のために市販の書籍20冊を購入し、内容の要点をまとめた資料を100部複製して全従業員に配布した。この場合…ゲーム会社AがキャラクターデザインをフリーランスデザイナーBに外注し、Bが制作したキャラクターデザインの著作権についての…