民法・権利関係定義問題

民法における「遺失物」の定義として最も適切なものはどれか。

A.所有者が無意識のうちに物を失い、だれの物であるか不明確な物のこと
✗ 遺失物は所有者が不明確であることが条件ではなく、所有者が存在することが前提です。
B.所有者が存在するが、その者の支配を失った物のこと← 正解
✓ 正解です。遺失物は所有者が存在し、その所有者の支配を失った物です。民法では遺失物を拾った者や警察は遺失物法の規定に従い保管・処理します。
C.誰のものでもない物で、占有者が存在しない物のこと
✗ 無主物とは異なり、遺失物は所有者が存在します。無主物は民法235条により先占者が所有権を取得できます。
D.相続人が放棄した物で、法律上の所有者がいない物のこと
✗ 相続放棄された物であっても、相続財産として法律上の扱いを受け、遺失物にはなりません。

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