民法・権利関係誤り発見
以下の記述で誤っているものはどれか。
A.AがBに対して有する債権が時効により消滅した場合、その時点でAの債権は当然に消滅する。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、時効は当然に発生するのではなく、債務者(またはその利益を受ける者)が時効を援用することで初めて効力が生じます。債権者が請求しただけでは自動的に消滅しません。
B.AがBに対する金銭債権について、時効期間の進行中にBが時効中断事由により中断が生じた場合、新たな時効期間の起算点からカウントされる。
✓ この記述は正しい。時効中断事由により中断した場合、それまでのカウントがリセットされ、中断の時点から新たに時効期間がカウントされます。
C.普通地域における土地の所有権に対する時効取得期間は、善意無過失で20年、悪意または有過失で15年である。
✓ この記述は正しい。不動産所有権取得時効は、善意無過失なら20年、悪意または有過失なら15年です。
D.AがBから借用した金銭について、その返済期限後、返済を求める催告がないまま10年が経過した場合、時効により債権は消滅する。
✓ この記述は正しい。金銭債権の時効期間は原則10年であり、期限後に催告がないまま10年経過すれば、時効が完成し消滅します。
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