知的財産法比較問題
著作権における「著作者人格権」と「著作財産権」の違いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
A.著作者人格権も著作財産権も、著作者の死後に相続人へ相続され、保護期間が終了するまで行使できる。
✗ 著作者人格権は一身専属権であり、著作者の死亡により消滅し相続されません。著作財産権は相続の対象となります。
B.著作財産権は著作者から第三者へ譲渡することができるが、著作者人格権は一身専属的な権利であり譲渡できない。← 正解
✓ 正解です。著作財産権は譲渡・相続が可能な財産権ですが、著作者人格権(公表権・氏名表示権・同一性保持権)は一身専属権で譲渡できません。
C.著作者人格権には複製権・翻訳権・公衆送信権が含まれ、著作財産権には氏名表示権・同一性保持権が含まれる。
✗ 複製権・翻訳権・公衆送信権は著作財産権に含まれ、氏名表示権・同一性保持権は著作者人格権に含まれます。記述が逆です。
D.著作者人格権は登録を行うことで第三者に対抗できるが、著作財産権は登録不要で第三者対抗力を持つ。
✗ 著作権は無方式主義であり、登録の有無にかかわらず権利は発生します。登録は対抗要件となる場合がありますが、この記述は正確ではありません。
「知的財産法」の他の問題
A社はB社との間でA社が保有する特許権についてライセンス契約を締結し、B社に実施権を許諾した。その後、A社がその特許権を…X社の従業員Yは、職務上の研究から新たな発明を完成させ、X社に届け出た。X社はその発明について特許を受ける権利を承継し、…P社は登録商標「ALPHA」をアパレル商品(第25類)に使用してきたが、登録日から5年以上にわたり国内で全く使用していな…デザイナーRは、フリーランスとしてS社から委託を受けてウェブサイトのデザインを制作し、納品した。契約書には著作権の帰属に…T社は競合他社U社の製品が自社の登録意匠に類似していると判断した。T社がU社に対して取り得る法的措置として、最も適切なも…V社はW社から営業秘密として管理していた顧客データベースを不正に取得され、競合他社に漏洩された疑いがある。不正競争防止法…