知的財産法誤り発見
著作権の制限規定および利用に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.私的使用を目的とした複製は、著作権者の許諾なしに行うことができる。
✓ この記述は正しい。著作権法第30条に基づき、個人的または家庭内等の限られた範囲での私的複製は許諾不要である。
B.著作権者の許諾を得て著作物を利用する契約において、利用範囲を超えた利用は著作権侵害となりうる。
✓ この記述は正しい。ライセンス契約で定めた利用範囲を超えた使用は、契約違反であるとともに著作権侵害を構成しうる。
C.著作隣接権は、実演家・レコード製作者・放送事業者・有線放送事業者に認められる権利であり、著作物の創作者に認められる著作権とは別個の権利である。
✓ この記述は正しい。著作隣接権は著作権法第89条以下に規定され、著作物の創作とは別に伝達に貢献した者に与えられる権利である。
D.引用として認められるためには、引用する側の著作物が「従」であり、引用される著作物が「主」でなければならない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは適法な引用のためには引用する側の著作物が「主」、引用される著作物が「従」の関係でなければならない(主従関係の逆転は不適切)。
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