国際取引法務比較問題

国際商取引における仲裁と訴訟の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。

A.仲裁判断は原則として一審制で終局的であるが、訴訟は審級制度があり上訴が可能である。← 正解
✓ 正解です。仲裁は一審制で終局的な判断が下されますが、訴訟は三審制等の審級制度により上訴が認められます。
B.仲裁は非公開で行われることが多いが、仲裁判断の執行は相手国での承認が不要である。
✗ 仲裁判断はニューヨーク条約により締約国での承認・執行が可能であり、「承認が不要」は誤りです。
C.訴訟の判決は「ニューヨーク条約」により国際的に承認・執行されるが、仲裁判断にはそのような条約がない。
✗ 逆です。ニューヨーク条約は仲裁判断の国際的な承認・執行を定めたものであり、訴訟判決のための条約ではありません。
D.仲裁では当事者が仲裁人を選任することはできず、仲裁機関が一方的に仲裁人を指名する。
✗ 仲裁では当事者が仲裁人を選任する権利を有するのが一般的であり、一方的指名のみとする記述は誤りです。

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