リスクのマネジメント比較問題
「固有リスク(インヒアレントリスク)」と「統制リスク(コントロールリスク)」の違いとして、最も適切なものはどれか。
A.固有リスクとは内部統制が有効に機能しないために誤りや不正が見逃されるリスクであり、統制リスクとは内部統制を一切考慮しない状態での潜在的なリスクである。
✗ 固有リスクと統制リスクの説明が入れ替わっており、定義が逆になっているため誤りです。
B.固有リスクとは内部統制等の管理策を一切適用しない状態での潜在的なリスクであり、統制リスクとは内部統制が機能しないことにより重要な誤りや不正が防止・発見できないリスクである。← 正解
✓ 正解です。固有リスクは管理策適用前の潜在リスク、統制リスクは内部統制の機能不全による見逃しリスクであり、正確に区別されています。
C.固有リスクとは外部環境の変化に起因するリスクであり、統制リスクとは経営者による意図的な財務情報の改ざんリスクである。
✗ 固有リスクを「外部環境変化リスク」と説明しているが、これは固有リスクの本来の定義とは異なり誤りです。
D.固有リスクとはリスク対応策実施後に残るリスクであり、統制リスクとはリスクアセスメントの精度が不十分であることによるリスクである。
✗ 固有リスクを「残留リスク」と説明しているが、残留リスクは別の概念であり誤りです。