リスクのマネジメント定義問題

リスクマネジメントにおける「リスク」の定義として、最も適切なものはどれか。

A.組織の目的達成に悪影響を与える事象のみを指し、損失の可能性に限定される概念である。
✗ リスクを「損失の可能性のみ」に限定するのは誤りです。現代のリスクマネジメントではプラスの影響(機会)も含む概念として捉えます。
B.将来の不確実な事象が組織の目標達成に与える影響(プラス・マイナス両方)のことである。← 正解
✓ 正解です。ISO31000などの国際規格でもリスクは「不確実性が目標に与える影響」と定義され、マイナスだけでなくプラスの影響も含みます。
C.過去に発生した損失事象の記録であり、再発防止のための分析対象となるものである。
✗ リスクは将来の不確実な事象を対象とするものであり、過去の損失記録はリスク情報ではなくインシデントデータに相当します。
D.法律や規制への違反によって生じる罰則・制裁のことであり、コンプライアンスリスクの別称である。
✗ これはコンプライアンスリスクの一側面に過ぎず、リスク全般の定義としては著しく狭い説明です。リスクはあらゆる不確実性を含む広い概念です。

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