組織的なメンタルヘルス施策定義問題

「メンタルヘルス指針」における「メンタルヘルスケアの基本的な考え方」として示されている「心の健康問題の特性」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

A.心の健康問題は、客観的な検査所見によって客観的・定量的に診断できるため、身体疾患と同様に早期発見が容易である。
✗ 心の健康問題は客観的な検査指標が乏しく、診断が困難な場合も多いという特性があります。身体疾患と同様に容易に診断できるという記述は誤りです。
B.心の健康問題は、身体疾患とは異なり、職場要因のみに起因するものであり、私生活上の問題は原因として考慮しなくてよい。
✗ 心の健康問題は職場要因だけでなく、個人の生活習慣や私生活上の問題なども複合的に影響します。職場要因のみとする記述は誤りです。
C.心の健康問題は本人が悩みを抱え込みやすい性質があるため、職場での早期発見・適切な対応が特に重要であり、個人情報保護にも十分配慮が必要である。← 正解
✓ 正解です。メンタルヘルス指針では、心の健康問題は本人が抱え込みやすい特性があること、職場での早期発見・対応の重要性、および個人情報保護の必要性が明示されています。
D.心の健康問題は、職場における一時的なストレスが原因であることがほとんどであり、休養を取れば自然に回復するため、医療機関への受診は不要である。
✗ メンタルヘルス不調は専門的な治療を要する場合も多く、医療機関への受診が必要なケースも少なくありません。自然回復するとは限りません。

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅰ種(マスターコース) の問題一覧