組織的なメンタルヘルス施策応用問題
ある事業場で管理職研修を実施したが、その後も特定の管理職によるパワーハラスメント行為が継続し、複数の部下がメンタルヘルス不調に陥った。この状況において、事業者として優先的に取るべき組織的対応の順序として最も適切なものはどれか。
A.当該管理職に対し口頭で注意を行い、その後改善が見られない場合に懲戒処分を検討する
✗ 口頭注意のみでは再発防止として不十分であり、被害者保護や職場環境改善が後回しになるため不適切です。
B.不調者の治療費を会社が負担したうえで、管理職向けの追加研修を次年度に計画する
✗ 次年度の研修計画は中長期対策として有用ですが、現在進行中の被害への緊急対応が欠けており不適切です。
C.当該管理職の行為を事実確認・記録したうえで、当該部署の業務体制を見直し、不調者への支援と加害管理職への人事上の措置を並行して実施する← 正解
✓ 正解です。事実確認・記録を踏まえた業務体制の見直し、不調者支援、加害者への人事措置を並行して行うことが組織的対応として最も適切です。
D.まず不調者全員を休職させ、当該管理職を別部署に異動させることを最優先とする
✗ 不調者全員の休職は本人意思を無視する可能性があり、管理職の異動のみでは根本的な職場環境改善につながりません。
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