組織的なメンタルヘルス施策応用問題
長時間労働が常態化している部署で、部下のDさんが「最近眠れない」「仕事に集中できない」と上司に相談してきた。上司として最初に取るべき対応として最も適切なものはどれか。
A.Dさんに「気の持ちようだ」と励まし、業務への集中を促す
✗ 精神的不調のサインを「気の持ちよう」と片付けることは、症状の悪化につながる不適切な対応です。
B.Dさんの話をしっかり傾聴したうえで、産業保健スタッフ(産業医・保健師等)への相談を勧め、必要に応じて業務量の調整を検討する← 正解
✓ 正解です。ラインによるケアとして、まず傾聴し、専門家への相談を勧め、業務上の負担軽減を検討することがメンタルヘルス指針に基づく適切な初期対応です。
C.すぐにDさんを休職させ、主治医の診断書を提出するよう求める
✗ 初回相談の段階で即休職を求めることは本人の状況や意思を無視した過剰対応であり不適切です。
D.Dさんの状況を詳細に記録し、人事部門に報告してから対応方針を人事部門に一任する
✗ 人事部門への報告は必要な場合もありますが、対応をすべて人事に一任することは上司としてのラインケアの責任放棄にあたります。
「組織的なメンタルヘルス施策」の他の問題
「職場復帰支援プログラム」とは何か。最も適切な説明を選びなさい。厚生労働省が示すメンタルヘルス対策における「4つのケア」のうち、「ラインによるケア」とは何か。最も適切な説明を選びなさい…職場におけるメンタルヘルス対策の「一次予防」とはどのような取り組みか。最も適切な説明を選びなさい。「ストレスチェック制度」において、「高ストレス者」とはどのように定義されているか。最も適切な説明を選びなさい。職場のメンタルヘルス対策における「職場環境等の把握と改善」の「仕事のストレス判定図」とは何か。最も適切な説明を選びなさい…メンタルヘルス対策における「一次予防」と「二次予防」の違いとして、最も適切なものはどれか。