ストレス関連疾患・法的側面定義問題
「適応障害」とは何か。最も適切な説明はどれか。
A.特定の外傷的出来事への暴露後に生じるフラッシュバック・回避・過覚醒を主症状とする疾患
✗ これはPTSD(心的外傷後ストレス障害)の説明です。適応障害とは異なる疾患概念です。
B.明確に確認できるストレス因に反応して、そのストレス因の開始から3か月以内に情動面または行動面の症状が出現し、社会的・職業的機能に著しい障害をきたす疾患← 正解
✓ 正解です。適応障害はDSM-5においてストレス因への反応として3か月以内に症状が出現し、機能障害をきたすと定義されます。
C.気分が高揚した躁状態と抑うつ状態を繰り返す気分障害の一種
✗ これは双極性障害(躁うつ病)の説明です。適応障害とは全く異なる疾患分類です。
D.特定の対象・状況に対する持続的で過剰な恐怖反応を特徴とする不安障害
✗ これは特定の恐怖症の説明です。適応障害は特定対象への恐怖ではなく、ストレス因への不適応反応です。