国際取引法務誤り発見

国際取引における信用状(L/C)に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.信用状統一規則(UCP600)によれば、銀行は書類取引を行うものであり、物品・サービス・その他の履行に関与しないとされている。
✓ この記述は正しい。UCP600第5条は銀行が書類のみを取り扱い、物品等には関与しないという書類取引の原則を定めている。
B.取消不能信用状は、受益者(売主)と開設銀行および確認銀行が同意しない限り、輸入者(買主)が一方的に取り消すことができない。
✓ この記述は正しい。取消不能信用状は受益者・開設銀行・確認銀行の同意なしに輸入者が一方的に取り消すことはできない。
C.信用状において指定された書類に軽微な不一致がある場合でも、開設銀行は無条件に書類を受け入れて代金を支払う義務がある。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは書類に不一致(ディスクレパンシー)がある場合、開設銀行は書類の受け取りを拒絶できる権限を持つ。
D.確認信用状とは、開設銀行の支払確約に加えて、別の銀行(確認銀行)が支払確約を追加した信用状であり、受益者の信用リスクを軽減する。
✓ この記述は正しい。確認信用状は開設銀行に加え確認銀行も支払確約を行うため、受益者の回収リスクがさらに軽減される。

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