リスクのマネジメント誤り発見
カントリーリスクおよびグローバルビジネスにおけるリスクに関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.カントリーリスクとは、特定の国や地域の政治的・経済的・社会的不安定性から生じるリスクであり、海外事業展開において必ず考慮すべきリスクである。
✓ この記述は正しい。カントリーリスクは政治・経済・社会の不安定性に起因するリスクであり、海外展開時の基本的考慮事項である。
B.為替リスクとは、外国為替相場の変動によって、企業の利益や資産・負債の円換算額が変動するリスクであり、為替予約やオプションによるヘッジが有効な対策の一つである。
✓ この記述は正しい。為替リスクは為替相場変動による損益変動リスクであり、為替予約やオプションによるヘッジが有効な対策である。
C.海外現地法人で発生した損失は、親会社の財務に影響を与えないため、グループ全体のリスクマネジメントにおいて現地法人のリスクを個別に管理する必要はない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは海外現地法人の損失は親会社の財務や信用に影響を及ぼす可能性があり、グループ全体で統合的にリスクを管理することが不可欠である。
D.新興国市場への進出では、法制度・税制・商習慣の違いから生じる法的リスクや文化的リスクを事前に十分調査・評価することが重要である。
✓ この記述は正しい。新興国進出時は法制度・税制・商習慣の違いによる法的・文化的リスクを事前に十分調査・評価する必要がある。