契約・ライセンス実務誤り発見
著作権のライセンス契約に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.著作権の利用許諾契約は、口頭でも成立し得るが、書面によることが証拠保全の観点から望ましい。
✓ この記述は正しい。著作権ライセンス契約は方式不問で成立するが、書面化が紛争予防に有効である。
B.著作権の譲渡契約において、翻訳権・翻案権等の二次的著作物の作成権を譲渡するには、契約書に明示的に記載する必要がある。
✓ この記述は正しい。著作権法61条2項により、翻訳権等は特掲しなければ譲渡されたものとみなされない。
C.著作者人格権は著作財産権と一体として第三者に譲渡することができる。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは著作者人格権は著作者の一身に専属し、譲渡することができない(著作権法59条)。
D.ソフトウェアのライセンス契約において、使用許諾の範囲をユーザー数やデバイス数で制限することは有効である。
✓ この記述は正しい。ソフトウェアライセンスにおける使用範囲の数量制限は契約自由の原則により有効である。