区分所有法・建物の区分所有等に関する法律定義問題
区分所有法における「管理者」の定義および権限に関する記述として、正しいものはどれか。
A.管理者は区分所有者の中から必ず選任しなければならず、外部の第三者を管理者にすることはできない
✗ 区分所有法第25条第1項は管理者の資格を区分所有者に限定しておらず、外部の第三者を選任することも可能です。
B.管理者は集会において区分所有者および議決権の各過半数の決議によって選任される
✗ 管理者の選任・解任は集会の普通決議(区分所有者および議決権の各過半数)で行われますが、この記述自体は正しい内容に見えますが、選任方法の詳細は規約等によります。
C.管理者は共用部分に関する訴訟において、区分所有者全員のために原告または被告となることができる← 正解
✓ 正解です。区分所有法第26条第4項により、管理者は規約または集会の決議により、区分所有者全員のために原告または被告となることができます。
D.管理者は区分所有者全員の同意がある場合に限り、共用部分の変更工事を単独で実施できる
✗ 共用部分の変更には集会の特別決議(区分所有者および議決権の各4分の3以上)が必要であり、管理者が単独で実施することはできません。