ストレス関連疾患・法的側面比較問題

「業務上疾病」と「業務上災害(業務災害)」の違いについて、最も適切な説明はどれか。

A.業務上疾病は労働者が業務中に突発的な事故により負傷することを指し、業務上災害は職業性疾患を含む慢性的な健康障害全般を指す。
✗ 業務上疾病と業務上災害の説明が逆です。業務上災害は負傷を含む総称であり、業務上疾病はその下位概念です。
B.業務上疾病も業務上災害も労働者災害補償保険法の対象となるが、業務上疾病は使用者の故意・過失の立証が必要であるのに対し、業務上災害は無過失責任主義が適用される点が異なる。
✗ 労働者災害補償保険は使用者の故意・過失を問わない無過失責任主義が両者に適用されます。立証責任の差異という説明は誤りです。
C.業務上災害は業務に起因して生じた負傷・疾病・障害・死亡の総称であり、業務上疾病はその中で業務に起因して発症した疾病を指す概念であって、業務上疾病は業務上災害に包含される関係にある。← 正解
✓ 正解です。業務上災害は負傷・疾病・障害・死亡の総称であり、業務上疾病はその中の疾病部分を指す包含関係にあります。
D.業務上疾病は民事上の損害賠償請求の根拠となるが、業務上災害は労働基準法上の補償のみに適用され、民事賠償には直接関係しない。
✗ 業務上災害も民事上の損害賠償請求の根拠となり得ます。民事賠償に関係しないという説明は誤りです。

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