ストレス関連疾患・法的側面誤り発見
心的外傷後ストレス障害(PTSD)に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.DSM-5においてPTSDは「トラウマおよびストレス因関連障害群」に分類されており、不安障害群からは独立している。
✓ この記述は正しい。DSM-5ではPTSDは不安障害群から独立し「トラウマおよびストレス因関連障害群」に分類された。
B.PTSDの診断基準上、症状が1か月以上持続することが要件とされており、1か月未満の場合は急性ストレス障害(ASD)として診断される。
✓ この記述は正しい。症状持続が1か月以上でPTSD、1か月未満で急性ストレス障害(ASD)と診断される。
C.PTSDの中核症状には、侵入症状・回避症状・認知と気分の陰性変化・覚醒度と反応性の著しい変化の4症状群が含まれる。
✓ この記述は正しい。DSM-5のPTSD診断基準にある4つの症状群を正確に示している。
D.PTSDはトラウマ体験に直接さらされた者のみに生じ、他者の外傷的体験を見聞きした者には診断されない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくはDSM-5では他者の外傷体験を目撃した場合や、家族・親しい人の外傷的死を知った場合も診断基準の対象となる。