食文化と食習慣応用問題
日本で塩分摂取量が高い地域では、高血圧患者の割合が高い傾向が見られる。この関連性が最も強い生物学的メカニズムはどれか。
A.ナトリウムが細胞膜を破壊し、直接血圧低下を引き起こす
✗ ナトリウムは細胞膜を破壊せず、むしろ細胞膜の浸透圧調整に不可欠な物質です。
B.過剰なナトリウム摂取により浸透圧が上昇し、体液量の増加と血管抵抗の増加により血圧が上昇する← 正解
✓ 正解です。ナトリウム摂取過剰により体液の浸透圧が上昇、水分貯留により血液量が増加し、血管抵抗も高まることで血圧上昇につながります。
C.塩化物イオンが血液中で凝固し、血管を詰まらせる
✗ 塩化物イオンが血中で凝固・沈殿することはなく、この説明は生理学的に誤りです。
D.塩分が脾臓の機能を阻害し、免疫力低下により高血圧が二次的に発症する
✗ 塩分摂取が脾臓機能を直接阻害し高血圧を引き起こすメカニズムは存在しません。