契約法務比較問題

「申込みの撤回」と「承諾の撤回」の違いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

A.承諾の撤回は承諾の通知を発した後であれば、相手方に到達する前であっても一切認められない。
✗ 承諾の撤回は、撤回通知が承諾の通知と同時またはそれより先に申込者へ到達した場合に認められます(民法527条)。一切認められないわけではありません。
B.申込みに承諾期間の定めがある場合、申込者はその期間内であれば自由に申込みを撤回できる。
✗ 申込みに承諾期間の定めがある場合、申込者はその期間内は原則として申込みを撤回できません(民法523条1項)。
C.承諾は、その通知が申込者に到達する前またはそれと同時に撤回の通知が到達すれば、撤回することができる。← 正解
✓ 正解です。承諾の通知を発した後でも、その撤回通知が承諾の通知と同時またはそれより先に申込者へ到達した場合には、承諾を撤回することができます(民法527条)。
D.申込みに承諾期間の定めがない場合、申込者はいかなる場合も申込みを撤回することができない。
✗ 承諾期間の定めのない申込みであっても、申込者は相当期間内は撤回できない場合があります。また一定の要件下で撤回が認められることもあります。

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