民法・民事訴訟法誤り発見

時効に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.債権の消滅時効の期間は、債権者が権利を行使できることを知った時から5年、または権利を行使できる時から10年のいずれか早い方が経過した時に完成する。
✓ この記述は正しい。民法166条により、債権の消滅時効は主観的起算点から5年、客観的起算点から10年とされる。
B.時効の完成猶予事由として、裁判上の請求や差押え、仮差押え、仮処分などがある。
✓ この記述は正しい。民法147条・148条等において、裁判上の請求や差押え等が時効の完成猶予事由として規定されている。
C.時効の利益は、あらかじめ放棄することができる。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは民法146条により時効の利益をあらかじめ放棄することはできない。
D.取得時効において、占有者が自己の占有開始時に善意無過失であった場合、10年の占有により所有権を取得できる。
✓ この記述は正しい。民法162条2項により、善意無過失の占有者は10年の占有で所有権を取得できる。

この問題のポイント

この記述が誤りで、正しくは民法146条により時効の利益をあらかじめ放棄することはできない。

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