民法・民事訴訟法誤り発見
民事訴訟法における訴訟手続に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
A.少額訴訟は、訴訟の目的の価額が60万円以下の金銭の支払を求める訴えについて利用することができる。
✓ この記述は正しい。民事訴訟法368条により、少額訴訟は60万円以下の金銭請求に限り利用できる。
B.支払督促の申立ては、債務者の住所地を管轄する簡易裁判所の裁判所書記官に対して行う。
✓ この記述は正しい。支払督促は債務者の普通裁判籍の所在地を管轄する簡易裁判所の裁判所書記官に申し立てる(民事訴訟法383条)。
C.仮差押えは、金銭債権の執行を保全するために、債務者の財産を暫定的に処分禁止とする手続である。
✓ この記述は正しい。仮差押えは民事保全法20条以下に規定され、金銭債権の強制執行を保全するために債務者財産を仮に差し押さえる手続である。
D.確定判決は既判力を有し、同一事項について再度訴えを提起することは一切認められない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは既判力は当該訴訟の訴訟物についてのみ生じるものであり、「一切の事項について再訴不可」とはならない。
この問題のポイント
この記述が誤りで、正しくは既判力は当該訴訟の訴訟物についてのみ生じるものであり、「一切の事項について再訴不可」とはならない。