価格評定比較問題
不動産鑑定評価において、「市場価値」と「特定価値」の違いについて、最も適切なものはどれか。
A.市場価値は相続税評価額を基準とし、特定価値は固定資産税評価額を基準とする
✗ 市場価値の基準は相続税評価額ではなく、不動産鑑定評価基準に定められた正常な市場メカニズムです。
B.市場価値は不特定多数の市場参加者による通常の取引を想定し、特定価値は特定の需要者による価値を対象とする← 正解
✓ 正解です。市場価値は通常の市場取引を想定し、特定価値は特定の需要者(例:隣接地の購入者)による価値を対象とします。
C.市場価値は農地に限定され、特定価値は宅地に限定される
✗ 市場価値と特定価値の区別は、土地の種類(農地・宅地)によるものではなく、評価の対象とする価値の性質によります。
D.市場価値は過去の取引事例を重視し、特定価値は将来の予測価格を重視する
✗ どちらの価値評定も過去の事例と将来予測を総合的に考慮します。時間軸の使い方による区別ではありません。
「価格評定」の他の問題
ある住宅地の土地が1㎡あたり85,000円で評価されていました。その後、駅から当該地までのアクセス道路が拡幅工事により現…ある賃貸マンションの評価において、比準価格を求めるため取引事例を収集しました。比較対象とした取引事例は、当該物件と同じ駅…評価対象地の周辺で大型商業施設の建設が計画され、地域ニュースで発表されました。当該地の現在の市場価格は1㎡あたり120,…ある既成住宅地の一戸建て住宅を評価したとき、原価法により求めた価格は6,500万円でしたが、比準価格は7,200万円でし…6ヶ月前に1㎡あたり110,000円で取引された賃貸物件の取引事例があります。現在同じような条件の物件が1㎡あたり115…収益性の高い賃貸オフィスビルを評価する場合、原価法、比準価格法、収益還元法の3つの手法がすべて適用可能な状況にあります。…