価格評定比較問題

不動産鑑定評価において、「市場価値」と「特定価値」の違いについて、最も適切なものはどれか。

A.市場価値は相続税評価額を基準とし、特定価値は固定資産税評価額を基準とする
✗ 市場価値の基準は相続税評価額ではなく、不動産鑑定評価基準に定められた正常な市場メカニズムです。
B.市場価値は不特定多数の市場参加者による通常の取引を想定し、特定価値は特定の需要者による価値を対象とする← 正解
✓ 正解です。市場価値は通常の市場取引を想定し、特定価値は特定の需要者(例:隣接地の購入者)による価値を対象とします。
C.市場価値は農地に限定され、特定価値は宅地に限定される
✗ 市場価値と特定価値の区別は、土地の種類(農地・宅地)によるものではなく、評価の対象とする価値の性質によります。
D.市場価値は過去の取引事例を重視し、特定価値は将来の予測価格を重視する
✗ どちらの価値評定も過去の事例と将来予測を総合的に考慮します。時間軸の使い方による区別ではありません。

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