建物設備と大規模修繕応用問題
築25年の分譲マンションで、給水方式が受水槽方式であるが、受水槽の清掃が長期間(5年以上)実施されていないことが判明した。この場合、管理組合が優先的に実施すべき対応として最も適切なものはどれか。
A.受水槽の清掃は10年に1回で足りるため、現時点では対応不要とする
✗ 受水槽の清掃は10年に1回ではなく、水道法により年1回以上の実施が義務付けられています。
B.水道法に基づき、有効容量が10㎥を超える受水槽は年1回以上の清掃が義務付けられているため、直ちに専門業者による清掃を実施する← 正解
✓ 正解です。水道法第34条の2により、有効容量10㎥超の受水槽は年1回以上の清掃が義務付けられており、直ちに専門業者による清掃を実施すべきです。
C.受水槽の清掃よりも屋上防水の修繕を優先させる
✗ 衛生上のリスクを考えると、受水槽の清掃は居住者の健康に直結するため優先度が高く、屋上防水より先に対応すべきです。
D.清掃の義務はあるが、5年以上の遅延については特に罰則がないため翌年度予算に計上する
✗ 義務違反状態を継続することは法令上問題があり、翌年度まで放置することは適切な対応とはいえません。