建物設備と大規模修繕応用問題
築20年の分譲マンションで、共用部分の配管(給水・排水)について、内視鏡調査を実施したところ、排水管内部に著しいスケール(堆積物)の付着と腐食が確認された。この調査結果を受けた管理組合の対応として最も不適切なものはどれか。
A.調査結果を基に、専門家(設備設計士等)に更生工事または更新工事の費用比較・提案を求める
✓ この記述は正しい。専門家による費用比較・提案を求めることは、合理的かつ適切な対応です。
B.長期修繕計画に配管の更生・更新工事を盛り込み、修繕積立金の見直しを検討する
✓ この記述は正しい。調査結果を長期修繕計画に反映し、修繕積立金の見直しを検討することは適切な管理行為です。
C.内視鏡調査は専有部分のみを対象としたものであるため、共用部分の配管には影響しないと判断し、工事不要とする← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは内視鏡調査は共用部分の配管状態を確認する目的でも実施され、その結果は管理組合の修繕計画に直接反映すべき重要情報です。
D.腐食が著しい場合、漏水事故が発生する前に予防的修繕工事を実施することを検討する
✓ この記述は正しい。漏水事故が発生する前の予防的修繕工事は、事後対応よりもコストを抑えられる場合があり、適切な対応です。