宅建業法応用問題

宅建業者Dが、媒介により土地の売買契約を成立させました。契約締結後、売主が契約解除を希望し、宅建業者Dに対して『キャンセル料として手付金の50%を支払うので、買主との契約を解除してほしい』と依頼してきました。この場合、宅建業者Dが取るべき対応として最も適切なものはどれか。

A.売主の申し出を受け入れ、買主と売主の間で解除交渉を進める
✗ 売主の依頼だけで解除交渉を進めることはできません。買主の承諾が不可欠であり、買主を無視して交渉を進めることは媒介業者の義務違反です。
B.媒介業者として中立的立場を保ち、売主と買主双方の合意に基づいて初めて解除に応じるべき立場を明確にする← 正解
✓ 正解です。媒介業者は売主と買主の中立的立場を保つ必要があります。契約の解除には買主の同意が必須であり、一方的な依頼では応じられません。
C.宅建業者が売主から受け取ったキャンセル料をもって、買主に対して契約解除に応じるよう説得する
✗ 宅建業者が売主からキャンセル料を受け取ることで、買主に解除を強要することはできません。買主の権利を侵害します。
D.媒介契約に解除条項があれば、宅建業者の判断で解除を決定できる
✗ 媒介契約の解除条項があっても、売買契約を第三者の意思で解除することはできません。契約の当事者間での合意が必要です。

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