民法(契約・不法行為・相続)誤り発見

売買契約に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.売買契約は、当事者の一方がある財産権を相手方に移転することを約し、相手方がこれに対してその代金を支払うことを約することによって成立する。
✓ この記述は正しい。民法555条に規定する売買契約の成立要件の説明として正確である。
B.売主が種類・品質に関して契約の内容に適合しない目的物を引き渡した場合、買主は引渡しを受けた時から1年以内にその旨を売主に通知しなければ、契約不適合を理由とした担保責任を追及できない。
✓ この記述は正しい。民法566条に基づき、買主は不適合を知った時から1年以内に通知する必要がある。
C.売買の目的物に契約不適合があった場合、買主は売主に対して目的物の修補、代替物の引渡し、または不足分の引渡しによる履行の追完を請求することができる。
✓ この記述は正しい。民法562条1項に基づき、買主は履行の追完を請求できる。
D.売買契約において手付が交付された場合、相手方が契約の履行に着手した後でも、売主は手付の倍額を償還することで契約を解除することができる。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは相手方が履行に着手した後は、手付解除をすることができない(民法557条1項)。

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