民法(契約・不法行為・相続)誤り発見

不法行為に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.使用者は、被用者がその事業の執行について第三者に加えた損害を賠償する責任を負うが、使用者が被用者の選任及びその事業の監督について相当の注意をしたときは、この責任を免れる。
✓ この記述は正しい。民法715条1項に規定する使用者責任の内容として正確である。
B.不法行為による損害賠償請求権は、被害者またはその法定代理人が損害および加害者を知った時から5年間行使しない場合は時効によって消滅する。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは不法行為による損害賠償請求権の消滅時効は、損害および加害者を知った時から3年間(人身損害は5年)である(民法724条)。
C.土地の工作物の設置または保存に瑕疵があることによって他人に損害が生じた場合、一次的には工作物の占有者が損害賠償責任を負い、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、所有者が責任を負う。
✓ この記述は正しい。民法717条に基づき、まず占有者が責任を負い、占有者が免責された場合に所有者が責任を負う。
D.名誉を毀損された者は、裁判所に対して損害賠償に加えて名誉回復のための適当な処分を請求することができる。
✓ この記述は正しい。民法723条に基づき、名誉毀損の場合は損害賠償に加えて名誉回復処分を請求できる。

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