民法(契約・不法行為・相続)誤り発見

相続の承認・放棄に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.相続人は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内に、単純承認、限定承認または相続放棄をしなければならない。
✓ この記述は正しい。民法915条1項に基づく熟慮期間の規定として正確である。
B.限定承認は、相続人が数人あるときは、共同相続人の全員が共同してのみこれをすることができる。
✓ この記述は正しい。民法923条に基づき、限定承認は共同相続人全員が共同して行う必要がある。
C.相続の放棄をした者は、その相続に関しては初めから相続人とならなかったものとみなされるが、相続財産の管理義務は引き続き負う場合がある。
✓ この記述は正しい。民法940条に基づき、相続放棄者も次順位相続人が管理できるまで財産管理義務を負う。
D.相続人が相続財産の全部または一部を処分したときは、単純承認をしたものとみなされるが、保存行為および短期賃貸借については処分に当たらない。← 正解
✓ 正解です。この記述が誤りで、正しくは保存行為は処分に当たらないが、民法921条1号では「処分」として短期賃貸借は明示されておらず、保存行為のみが例外とされている。

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